ミカエルセミナーの復習、ひとまず終了
5月23日(土)に行ったシステマ南埼玉のクラスの感想をご参考までに掲載します。
(mixiの日記の転載です。)
(↓以下、本文)
今日のシステマ南埼玉では、ミカエルセミナー3日目の内容をシェア&復習した。
練習の主なテーマは、武器の操作感覚を生かしたストライク。
まず、木刀などの武器を柔らかい握りで持ち、
武器の重さを感じなくなるまで立ち続けるワークから始めた。
このワークは、システマ南埼玉でも何度かやっているから、
常連メンバーはワークの意図を汲んで、良い感じで立っていた様子。
このワークをしばらくやると、手の皮が武器にしっとりと貼りつくように馴染んでくる。
こうなると、ほとんど握り込まなくても武器が手から落ちず、
武器が身体の一部になったかのような一体感が味わえる。
また、武器の重さにより、身体の歪みや緊張が明確になり、
身体全体のバランスが整えられて、非常に快適な状態になる。
やっていてとても気持ちが良く身体にも良い、癒し系のワークだといえる。
このワークは、少し系統は違うが、
中国拳法の站椿(立禅)と似たような訓練法だと感じる。
(站椿も内功を養うという意味でインターナルワークだから、当然ともいえるが。)
站椿と同様に、立ち続ける間に、
身体のバランスが良くなり、雑念が消えていく。
そして、時間をかければかけるほど、
明らかに身体感覚のレベルが高まってくる。
20分より30分、30分より1時間・・・といった具合に。
忙しい社会人だと、このようなワークに取り組む機会がなかなか取れないが、
たまにはじっくりと時間をかけてやるといいと思う。
時々でも、このようなワークを通じて身体感覚を高めておけば、
その感覚を必要な時に再現できるようになるだろうから。
武器を持って立つワークの次は、
武器を振るのと同じ軌道・動きでのストライクを練習した。
このワークでは、肩や腕をリラックスして、
拳の重みに任せて打つ感覚がつかみやすい。
インパクトの際の拳の握りも必要最小限にとどめられる。
また、武器の動きをなぞることで、軌道や角度が明確になるから、
効果的で質の高いストライクを養うのにとても良いワークだと思う。
拳でのストライクだと、ついつい威力を出したくなり、筋肉が力みがちになる。
自分もシステマを始めて2~3年は、
『強いストライク打ちたい病』 から抜け出せず、
ストライクの練習をすればするほど下手になるという
ドツボにはまったものだった。
自分以外にも、ストライクに威力を求めるあまり、
かえって上達するのに遠回りしてしまう人は多いと思う。
そういう人は、武器をしばらく振った後で
ストライクの練習をするといいかもしれない。
自分は、ここ2年ほどその練習をやることで、
ストライクから無駄な力が抜けてきたと感じている。
その後は、武器vs武器の攻防に続いて、
武器感覚でのストライクのスパーなどを行った。
やはり、武器の感覚を生かすと、
攻撃ラインの意識が明確になり、
質の高い攻防になるなと改めて感じた。
さらに、密着した状況での対複数のストライクを練習し、
最後は、マスアタックで今回のクラスを締めた。
マスアタックといっても、今回は参加者が4人と少なめだったから、
ただのバトルロイヤル的な殴り合いになってしまった。
それはそれで面白かったが。
10人以上のマスアタックだと、人が密集して空間がなくなるから、
多人数がストライクを乱打しても、なかなか強い打撃は入りづらい。
荒っぽい印象はあるが、見た目よりは安全な練習だといえる。
しかし、4~5人程度のマスアタックもどきだと、
適度に空間が空いてしまうから、かなり強い打撃が入りやすい。
ストリートファイトっぽく、刺激的で、面白い練習だった。
安全面を考慮する必要はあるが、今後もたまにやりたいと思う。
・・・ということで、今回のクラスで、3週にわたり続いた
ミカエルセミナーのシェア&復習が終了した。
かなり駆け足でセミナーの内容をなぞったが、
一通り復習することで、ミカエルの動きへの理解がまた深まったと思う。
今後のシステマ南埼玉では、
ミカエルから教わったインターナルワークを引き続き深めながら、
システマの基本を改めて固める練習もやっていこうと考えている。
(mixiの日記の転載です。)
(↓以下、本文)
今日のシステマ南埼玉では、ミカエルセミナー3日目の内容をシェア&復習した。
練習の主なテーマは、武器の操作感覚を生かしたストライク。
まず、木刀などの武器を柔らかい握りで持ち、
武器の重さを感じなくなるまで立ち続けるワークから始めた。
このワークは、システマ南埼玉でも何度かやっているから、
常連メンバーはワークの意図を汲んで、良い感じで立っていた様子。
このワークをしばらくやると、手の皮が武器にしっとりと貼りつくように馴染んでくる。
こうなると、ほとんど握り込まなくても武器が手から落ちず、
武器が身体の一部になったかのような一体感が味わえる。
また、武器の重さにより、身体の歪みや緊張が明確になり、
身体全体のバランスが整えられて、非常に快適な状態になる。
やっていてとても気持ちが良く身体にも良い、癒し系のワークだといえる。
このワークは、少し系統は違うが、
中国拳法の站椿(立禅)と似たような訓練法だと感じる。
(站椿も内功を養うという意味でインターナルワークだから、当然ともいえるが。)
站椿と同様に、立ち続ける間に、
身体のバランスが良くなり、雑念が消えていく。
そして、時間をかければかけるほど、
明らかに身体感覚のレベルが高まってくる。
20分より30分、30分より1時間・・・といった具合に。
忙しい社会人だと、このようなワークに取り組む機会がなかなか取れないが、
たまにはじっくりと時間をかけてやるといいと思う。
時々でも、このようなワークを通じて身体感覚を高めておけば、
その感覚を必要な時に再現できるようになるだろうから。
武器を持って立つワークの次は、
武器を振るのと同じ軌道・動きでのストライクを練習した。
このワークでは、肩や腕をリラックスして、
拳の重みに任せて打つ感覚がつかみやすい。
インパクトの際の拳の握りも必要最小限にとどめられる。
また、武器の動きをなぞることで、軌道や角度が明確になるから、
効果的で質の高いストライクを養うのにとても良いワークだと思う。
拳でのストライクだと、ついつい威力を出したくなり、筋肉が力みがちになる。
自分もシステマを始めて2~3年は、
『強いストライク打ちたい病』 から抜け出せず、
ストライクの練習をすればするほど下手になるという
ドツボにはまったものだった。
自分以外にも、ストライクに威力を求めるあまり、
かえって上達するのに遠回りしてしまう人は多いと思う。
そういう人は、武器をしばらく振った後で
ストライクの練習をするといいかもしれない。
自分は、ここ2年ほどその練習をやることで、
ストライクから無駄な力が抜けてきたと感じている。
その後は、武器vs武器の攻防に続いて、
武器感覚でのストライクのスパーなどを行った。
やはり、武器の感覚を生かすと、
攻撃ラインの意識が明確になり、
質の高い攻防になるなと改めて感じた。
さらに、密着した状況での対複数のストライクを練習し、
最後は、マスアタックで今回のクラスを締めた。
マスアタックといっても、今回は参加者が4人と少なめだったから、
ただのバトルロイヤル的な殴り合いになってしまった。
それはそれで面白かったが。
10人以上のマスアタックだと、人が密集して空間がなくなるから、
多人数がストライクを乱打しても、なかなか強い打撃は入りづらい。
荒っぽい印象はあるが、見た目よりは安全な練習だといえる。
しかし、4~5人程度のマスアタックもどきだと、
適度に空間が空いてしまうから、かなり強い打撃が入りやすい。
ストリートファイトっぽく、刺激的で、面白い練習だった。
安全面を考慮する必要はあるが、今後もたまにやりたいと思う。
・・・ということで、今回のクラスで、3週にわたり続いた
ミカエルセミナーのシェア&復習が終了した。
かなり駆け足でセミナーの内容をなぞったが、
一通り復習することで、ミカエルの動きへの理解がまた深まったと思う。
今後のシステマ南埼玉では、
ミカエルから教わったインターナルワークを引き続き深めながら、
システマの基本を改めて固める練習もやっていこうと考えている。
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