7/30(土) は主催者のヨントスがアレン・ダッベルボア セミナー(システマ東京)に参加するため、システマ南埼玉の練習はお休みになります。
次回の第6回クラスは、8/6(土) 9:00~12:30 志木市民会館 になりますので、よろしくお願いします。
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7/23(土) に行ったシステマ南埼玉の第5回目のクラスの練習内容のメモを備忘録としてアップしておきます。
第1回からストライク(打撃)中心のメニューを行ってきましたが、今後はテイクダウンやグラウンドなど、練習内容の幅を広げていきたいと考えています。
そのためには、参加者の皆さんが受身・ローリングに慣れている必要がありますので、普段から自宅などで受身の練習をやっていただけると有難いです。
◆準備
〇 ストレッチ
〇 体を徹底的にリラックスさせる体操
~ 骨・内臓・筋肉に分けて、それぞれを
徹底的に脱力させる。
⇒ システマとは全く別の体系だが、脱力した状態を
体で覚えるために行った。
⇒ システマでも脱力をきわめて重視する点は同じ。
システマでは、呼吸を中心に、フィギュア8、
マッサージなど、様々なアプローチで
リラックスした状態を作る。
〇 脱力した体に中心軸を作るワーク ⇒ ※ デモのみ
◆ ブリージングウォーク
1呼吸(吸う・吐く)につき1歩・2歩・3歩・・・10歩
と歩数を上げていき、また10歩・・・1歩と下げていく。
⇒ 後退、目を閉じる、腕を上げる、横歩き、回りながら、
中腰、ダックウォーク、などのバリエーションを混ぜる。
◆ローリング・受身
○ ローリング(前転、ひざまづいた状態から)
○ ローリング(後転、ひざまづいた状態から)
○ ローリング(前転、立った状態から) ⇒ ※ デモのみ
○ ローリング(後転、立った状態から) ⇒ ※ デモのみ
〇 その場で片足スクワットで地に落ちる
⇒ 頭をガード。片面のみ着地。
◆システマの4大運動
〇 プッシュアップ(吸ってダウン・吐いてアップで10回)
〇 シットアップ(同様に)
〇 レッグレイズ(同様に)
〇 スクワット(同様に)
◆フットワーク・捌き方
〇 真っ直ぐ自分に向かって歩いてくる相手をフットワークでかわす。
〇 真っ直ぐ自分に向かってジョグ(小走り)してくる相手を
フットワークでかわす。
〇 真っ直ぐ自分に向かってダッシュしてくる相手をフットワークでかわす。
⇒ それぞれのワークで、相手を1人→2人と増やす。
⇒ ブリージングウォークで行ったように、自然な歩き方で
かわしていく。大きすぎるかわし方をせず、できるだけ
最小限の動きでかわせるように。
⇒ かわすのが早すぎると相手に対応されて、コースを
変えた相手にぶつかってしまう。
⇒ 複数の相手をかわす場合は、迫ってくる直近の相手1人だけを
見ない。複数の相手全体を感じる(背後の敵も含めて)。
相手全体を見渡せる位置取りも重要。
〇 ペア。顔面中心のパンチでの攻撃をフットワークでかわす。
⇒ ダッキングなど、体の姿勢を崩すかわし方はしない。
姿勢を真っ直ぐしたまま、体全体を1つのユニットとして
動いてかわしていく。
〇 ペア。顔面中心のパンチでの攻撃をかわす。
フットワーク中心でかわすが、腕も捌きに使ってよい。
⇒ パンチを腕で捌く場合も、フットワークで体全体を
パンチの軌道から逃がすことが重要。
腕はパンチに添えるだけで、押しのけたり圧力を加えない。
◆プッシュ・ストライク
〇 フィストウォーク
~ ペア。仰向け、うつ伏せに寝た人の上を
プッシュアップの体勢で、足~頭と往復する。
(ストライクを受ける準備)
〇 拳でパートナーに触れる。
⇒ 拳の平らな部分をパートナーの体に柔らかくフィットさせる感じ。
強く押し付けない。
⇒ 押す方も受ける方も、ブリージングでリラックスを保つ。
⇒ 受ける方は、軽く触れられるだけで起きる僅かな緊張や恐怖心を
ブリージングで解消し、強い緊張へと発展するのを防ぐ。
〇 拳でパートナーをプッシュする。
⇒ 立つパートナーの体のいろいろな部位をいろいろな方向からプッシュする。
プッシュする反対側の手も、すぐプッシュできるように
腰のあたりに上げておく。
⇒ 拳を持ち上げる手間が省けるうえ、プッシュの際に体が流れて
姿勢が崩れるのを防ぐことができる。
○ ストライク。相手の様子を見ながら、ストライクの強度・深さを上げていく。
※ ストライクの到達点を、① 皮 ② 筋肉 ③ 内臓 ④ 背骨
⑤ 背骨の向こうの空間、 とイメージを変えることで、
ストライクの深さを調節できる。
◆円座
システマ南埼玉第5回目のクラスのご案内です。第3回・第4回と炎天下での野外の練習が続きましたが、第5回以降は空調が効いた室内での練習が続きますので、快適に練習できるのではないかと思います。
参加希望の方は、コメントまたはメッセージをお寄せ下さい。
■ 日時:2011/7/23(土) 9:30-12:00
■ 会場:志木市民会館
■ 参加費:会場費を人数割り(数百円程度の予定)
↓志木市民会館
http://www.city.shiki.lg.jp/38,2955,259.html
※ 会場は東武東上線志木駅から徒歩15分になります。初めての方は場所がよく分からないかもしれませんので、9時頃に志木駅で待ち合わせをして、会場に向かうことも可能です。志木駅での待ち合わせを希望する方は、コメントまたはメッセージでお知らせ下さい。
※ 服装は動きやすいものであれば、何でも結構です。あとは、汗を拭くタオルなどをお持ち下さい。今回は室内(会議室)での練習ですので、室内履きの靴は特に必要ありません。(裸足でも普通の靴を履いたままでも、どちらでも練習できます。)
7/16(土) に行ったシステマ南埼玉の第4回目のクラスの練習内容のメモを備忘録としてアップしておきます。
第3回に引き続き、炎天下の野外での練習になりましたが、参加者の皆さんは暑くて大変だったと思います。次回から10月いっぱいまでは志木市民会館で空調が効いた室内での練習になりますので、ご安心下さい。
ただ、野外での練習は実戦的で良いと思いますので、11月以降はまた野外でやるかもしれません。
◆ストレッチ
〇 自由にストレッチ。吸ってストレッチして、吐いてリラックスして可動域を伸ばす。
〇 ペア。長座で前屈。後ろから背中を前に押してストレッチする。
〇 開脚など行い、現状の可動域を確認。
◆システマ式マッサージ
〇 ペア。足を踏んだり、つまんだりしてマッサージ。裏面も表面も。
〇 各自がストレッチを行い、可動域の広がりを確認する。
◆ブリージングウォーク
1呼吸(吸う・吐く)につき1歩・2歩・3歩・・・10歩
と歩数を上げていき、また10歩・・・1歩と下げていく。
⇒ 後退、目を閉じる、腕を横に上げる、腕を上に上げる、回りながら、
超スロー、走る、などのバリエーションを混ぜる
◆ローリング・受身
〇 レッグレイズのつま先を地面につけた状態になる。
(プロレス技のパワーボムを食らった状態)
そこから、首を捻って顔を上げる。
慣れてきたら、ひざまずいた状態から、首を支点に頭を回転させる。
⇒ ローリングの際、首を柔軟に捻る感覚をつかむための練習。
○ ローリング(前転、ひざまづいた状態から)
⇒ なるべく地面を蹴ってロールするのではなく、重心移動を使って、
ボールが転がるように、液体が流れるようなイメージでロールする。
⇒ 座禅転がりで重心移動で動くイメージをつかむとよいかもしれない。
○ ローリング(後転、ひざまづいた状態から)
○ ローリング(前転、立った状態から) ⇒ ※ デモのみ
○ ローリング(後転、立った状態から) ⇒ ※ デモのみ
〇 その場で片足スクワットで地に落ちる
⇒ 頭をガード。片面のみ着地。
◆システマの4大運動
〇 プッシュアップ(吸ってダウン・吐いてアップで10回、
吐いてダウン・吸ってアップで10回)
〇 シットアップ(同様に)
〇 レッグレイズ(同様に)
〇 スクワット(同様に)
〇 ノーマッスルの片腕プッシュアップ ⇒ ※ デモのみ
⇒ 地面にうつ伏せになった状態から、筋力をほとんど使わずに、
呼吸・脱力・体の重み・構造の力などを使って片腕プッシュアップを行う。
〇 ノーマッスルの片足振り上げ起き上がり ⇒ ※ デモのみ
⇒ 地面にうつ伏せになった状態から、片足を振り上げ、
落下する足の重みとのカウンターバランスを利用して、
筋力をほとんど使わずに立ち上がる。
○ 体の上でプッシュアップ
・体の上をプッシュアップしながら時計回りに回る。仰向け、うつぶせの両方で。
・拳を置いた箇所がストライクを当てるポイント!
(無意識に安定した場所、中心を捉えられる場所を選んでいる)
〇 4大運動でプッシュ受け流し
プッシュアップ・シットアップ・レッグレイズ・スクワットを各10回、連続して行う際、
体のいろいろな部位をいろいろな方向からプッシュされる。
受け手はプッシュを受け流しながら、4大運動を続ける。
⇒ 筋肉を緊張させて4大運動を行っていると、軽くプッシュされるだけで
姿勢が崩れてしまう。体をリラックスさせて、プッシュの圧力を柔らかく
受け流しながら動く。
⇒ シットアップの際、通常の腹筋運動のように、腹直筋など体の表面の筋肉を
主に使っていると、軽く上体をつつかれただけでも動作が止まってしまう。
⇒ インナーマッスルの腸腰筋(大腰筋・小腰筋・腸骨筋)を主に使って
シットアップすると、上体の表面をリラックスして、プッシュを受け流しつつ
動けるようになる。
◆プッシュ・ストライク
〇 拳でパートナーに触れる。
⇒ 拳の平らな部分をパートナーの体に柔らかくフィットさせる感じ。
強く押し付けない。
⇒ 押す方も受ける方も、ブリージングでリラックスを保つ。
⇒ 受ける方は、軽く触れられるだけで起きる僅かな緊張や恐怖心を
ブリージングで解消し、強い緊張へと発展するのを防ぐ。
〇 拳でパートナーをプッシュする。
⇒ 立つパートナーの体のいろいろな部位をいろいろな方向からプッシュする。
プッシュする反対側の手も、すぐプッシュできるように腰のあたりに上げておく。
⇒ 拳を持ち上げる手間が省けるうえ、プッシュの際に体が流れて
姿勢が崩れるのを防ぐことができる。
〇 歩いて来る相手をプッシュする。
⇒ 押し返す方は、足腰を踏ん張っていると相手の前進力に押し負けてしまうが、
リラックスできていれば、うまく受け止められる。
⇒ 押し返す時は決して力まず、ブリージングとともに相手に力を伝える。
⇒ 足腰の踏ん張りを解消するために、軽く足踏みしたり、片足立ちになるのもよい。
〇 歩いて来る相手をプッシュして、方向を変える。 ⇒ ※ デモのみ
○ ストライク。相手の様子を見ながら、ストライクの強度・深さを上げていく。
※ ストライクの到達点を、① 皮 ② 筋肉 ③ 内臓 ④ 背骨 ⑤ 背骨の向こうの空間、
とイメージを変えることで、ストライクの深さを調節できる。
◆テイクダウン
○ テイクダウン(2点からの崩し)
・立った相手の体に2方向から拳(手でもよい)を当て、
2点から崩してテイクダウンする。
・当てるポイントは、体の上のプッシュアップで拳を当てた場所。
○ テイクダウン(1点からの崩し)
・2点からの崩しより難しいが、1点でも崩すことが可能。
・相手の動きに合わせて、力の方向(崩す方向)を変えてよい。
◆多人数へのストライク
〇 3人で円の形を取り、1発のストライクで他の2人を次々に打つ。
〇 雑な打ち方にならないように。2人に当てるそれぞれの
インパクトで、 拳が良い形で当たるように打つ。
◆円座
システマ南埼玉第4回目のクラスのご案内です。今回も第3回に引き続き、野外での練習になります。
参加希望の方は、コメントまたはメールをお寄せ下さい。
■ 日時:2011/7/16(土) 9:30-12:00
■ 会場:館近隣公園
■ 参加費:無料(公園なので会場費なし)
↓館近隣公園
http://www.city.shiki.lg.jp/38,3004,253.html
※ 会場は東武東上線柳瀬川駅の西口から徒歩3分程度になります。初めての方は場所がよく分からないかもしれませんので、9時15分頃に柳瀬川駅で待ち合わせをして、会場に向かうことも可能です。柳瀬川駅での待ち合わせを希望する方は、コメントまたはメールでお知らせ下さい。
※ 服装は動きやすいものであれば、何でも結構です。ただ、野外での練習ですので、多少は汚れてもよい服装をお勧めします。なお、地面の上を転がることもあるため、半ズボンより長ズボンの方がよいでしょう。
あとは、汗を拭くタオルなどをお持ち下さい。また、日差しが強い時期の野外での練習ですので、水分補給のためのドリンクなどもご持参下さい。(かなり汗をかきますので、ドリンクは多めに持ってきていただいた方がよいと思います。)
※ 初心者の方は野外での練習に不安があるかもしれませんが、館近隣公園は土が柔かめで石が落ちておらず、適度に草も生えている素敵な公園です。地面の上で受身を取っても怪我をすることはないと思いますので、ご安心下さい。
※ 野外での練習ですので、雨天中止となります。中止の場合はこのブログ上でお知らせしますので、練習当日にご覧になって下さい。
7/9(土) に行ったシステマ南埼玉の第3回目のクラスの練習内容のメモを備忘録としてアップしておきます。
第1回・第2回はストライク中心の内容でしたが、今回はテイクダウンに取り組みました。今後、参加者の皆さんのローリング・受身が上達するに従い、テイクダウンの練習を増やしていこうと思います。
◆ システマ4大原則の説明
〇 呼吸、リラックス、姿勢(背骨)を真っ直ぐ、動き続ける(居着かない)
◆ フィギュア8
・ 頭を8の字に動かす。タテ8の字、ヨコ8の字など、いろいろな方向に。
・ アゴを8の字に動かす。頭(頭頂)を意識して動かす場合と軌道が変わる。
・ 肩を縦に8の字に動かす。腕など他の部位はなるべく動かさずに。
⇒ 慣れていない場合は、円で動かしてもよい
・ みぞおちを8の字に動かす。(水平に)
⇒ 慣れていない場合は、右の円と左の円をつなげる形にするとよい
⇒ システマでは、このように胸をへこませる動きは重要
・ 腕全体を8の字に動かす。まず、体を動かさずに腕だけを8の字に回す。
次に、体を回転させる勢いも使って、腕を大きく8の字に回す。
・ 前腕を8の字に動かす。肩・肘をリラックスさせて。
・ 腰(丹田)を水平に8の字に動かす。
・ 片足を持ち上げて、膝下を8の字に動かす。膝をリラックスさせて。
前・横・後ろで行う。
◆ ブリージングウォーク
1呼吸(吸う・吐く)につき1歩・2歩・3歩・・・10歩
と歩数を上げていき、また10歩・・・1歩と下げていく。
⇒ 後退、目を閉じる、腕を上げる、超スロー、などのバリエーションを混ぜる
⇒ 股関節、膝、足首をリラックスさせて、足裏をフラットに地に着ける。
歩幅を広げすぎない。常に、足裏に体重が乗っているように。
全身を1つのユニットとして動く。
⇒ 体軸をできるだけ左右にも上下にもブレないよう動く。
(目を閉じたり、超スローで歩くと、体軸のブレ、重心の偏りを
感じやすい。)
⇒ 超スローでも、速く歩く場合も、同じ形で動く。スピードが速くなると
同じ動きができないようでは意味がない。
◆ ローリング・受身
〇 レッグレイズのつま先を地面につけた状態になる。
(プロレス技のパワーボムを食らった状態)
そこから、首を捻って顔を上げる。
慣れてきたら、ひざまずいた状態から、首を支点に頭を回転させる。
⇒ ローリングの際、首を柔軟に捻る感覚をつかむための練習。
〇 ローリング(前転、ひざまずいた状態から)
・ 左手を地面につけ、右肩~右腕~右手を前転させながら地面につけていく。
同時に、首は左脇の下に入れるように動く。
↓
・ 背骨は地面につけない。右肩から入ったら、背骨をつけずに、
背中の右部分(または左部分)だけをつけてローリングする。
※システマでは、地面に落ちた障害物に背骨が当たらないように、
背中の半分だけを使ったロールが基本的に推奨されている。
※ただし、右肩から入ったら左腰を地面につけるという風に、
対角線にロールする場合もある。例えば、回転している途中で障害物に
気づき、それを避けるために対角線にロールするような場合、など。
⇒ 回っている間に自由に方向を変えられるよう、
精密な動きができるようになる必要がある。
〇 ローリング(後転、ひざまづいた状態から)
⇒ 後転して立ち上がるパターン、後転して地面にうつ伏せになるパターンの
両方行う。
〇 ローリング(前転、立った状態から) ⇒ ※ デモのみ
〇 馬飛びの形で(背中を丸めてかがんでいる人を乗り越えて )ローリング
⇒ ※ デモのみ
〇 顔面への強いパンチを受け流してローリング ⇒ ※ デモのみ
〇 片足を振り上げ、その場で片足スクワットの形で地に落ちる
使用例) 大外刈りなどに対し、逆らわずにグラウンドに逃げる。
⇒ 振り上げた足の側の尻・背中の片面から接地する。(背骨を打たないため)
必ず、後頭部を手でガードする。
⇒ できるだけ、手を使わずに立ち上がる。
◆ システマの4大運動
〇 プッシュアップ(吸ってダウン・吐いてアップで10回、
吐いてダウン・吸ってアップで10回)
〇 シットアップ(同様に)
〇 レッグレイズ(同様に)
〇 スクワット(同様に)
〇 スタティックプッシュアップ 3分
⇒ 腱を鍛えるほか、精神統一などの効果もある。
⇒ 筋力で緊張して体を支えようとすると、長時間はもたない。
リラックスして、骨格など体の構造を使って楽に支えられる姿勢を探す。
〇 体の上のプッシュアップ
・ 仰向け(うつぶせ)に寝た相手の体の上でプッシュアップ10回。
拳を置く位置を変えながら、全身を時計回りに移動して一周する。
⇒ 拳を置いた箇所がストライクを当てるポイントとなる。
(本能が無意識に安定した場所、中心を捉えられる場所を選んでいる。)
◆ テイクダウン
〇 テイクダウン (2点からの崩し)
・ 立った相手の体に2方向から拳(手でもよい)を当て、
2点から姿勢を崩してテイクダウンする。
・ 当てるポイントは、体の上のプッシュアップで拳を当てた場所。
・ 手の代わりに、足などを使ってもよい。
〇 テイクダウン (1点からの崩し)
・ 2点からの崩しより難しいが、1点から相手の姿勢を崩すことも可能。
・ 最初から最後まで同じ方向の力で崩すのは難しい。
相手の姿勢の崩れに合わせて、力の方向(崩す方向)を変えてよい。
〇 ストライクを使っての崩し ⇒ ※ デモのみ
・ 上記のようなテイクダウンは練習用にゆっくりとやっているため、
実戦ではうまくかからないこともある。
・ 実戦ではプッシュの代わりにストライクを使って崩してもよい。
◆ ストライク
〇 ストライク
・ 2人組。相手の体に拳を添える → プッシュ → ストライク、と展開する。
相手の様子を見ながら、ストライクの強度を高めていく。
受ける方は、呼吸・リラックスを使ったストライクの受け流し方を学ぶ。
〇 波(ウェーブ)を使ってストライクを返す
・ 2人組。相手のストライクをリラックスして受け流し、
その際に生じた波のエネルギーをストライクとして相手に返す。
・ 相手のストライクが強いほど、波で返すストライクも強力になる。
・ ストライクを返す方が打ち気に走ると、腕に力が入ってうまくいかない。
心を平静にして、体で起きた波を脱力した腕にそのまま伝える。
◆ 円座
システマ南埼玉第3回目のクラスのご案内です。今回は志木市民会館の予約が取れなかったため、初めての野外での練習になります。
参加希望の方は、コメントまたはメールをお寄せ下さい。
■ 日時:2011/7/9(土) 9:30-12:00
■ 会場:館近隣公園
■ 参加費:無料(公園なので会場費なし)
↓館近隣公園
http://www.city.shiki.lg.jp/38,3004,253.html
※ 会場は東武東上線柳瀬川駅の西口から徒歩3分程度になります。初めての方は場所がよく分からないかもしれませんので、9時15分頃に柳瀬川駅で待ち合わせをして、会場に向かうことも可能です。柳瀬川駅での待ち合わせを希望する方は、コメントまたはメールでお知らせ下さい。
※ 服装は動きやすいものであれば、何でも結構です。ただ、野外での練習ですので、多少は汚れてもよい服装をお勧めします。なお、地面の上を転がることもあるため、半ズボンより長ズボンの方がよいでしょう。
あとは、汗を拭くタオルなどをお持ち下さい。また、日差しが強い時期の野外での練習ですので、水分補給のためのドリンクなどもご持参下さい。
※ 初心者の方は野外での練習に不安があるかもしれませんが、館近隣公園は土が柔かめで石が落ちておらず、適度に草も生えている素敵な公園です。地面の上で受身を取っても怪我をすることはないと思いますので、ご安心下さい。
※ 野外での練習ですので、雨天中止となります。中止の場合はこのブログ上でお知らせしますので、練習当日にご覧になって下さい。
7/2(土) に行ったシステマ南埼玉の第2回目のクラスの練習内容のメモを備忘録としてアップしておきます。
※ 今回のクラスは、2009年6月のシステマ 1dayセミナー(テーマ:「システマ エッセンス」)のメニューを参考にアレンジしたものです。ストライクの打ち方の説明なども、システマジャパンのインストラクター、スコット・マックィーン師、アンドリュー・セファイ師から教わった内容そのままです。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
【システマの呼吸法】
○ 道場内をブリージングウォーク
1呼吸(吸う・吐く)につき1歩・2歩・3歩・・・10歩
と歩数を上げていき、また10歩・・・1歩と下げていく。
⇒ 後退、目を閉じる、腕を上げる、などのバリエーションを混ぜる
【自分の体のリラックスと緊張を把握する】
○ 床(畳)に仰向けに寝転がる。
吸いながら右半身を緊張→吐きながら右半身をリラックス。
続いて、吸いながら左半身を緊張→吐きながら左半身をリラックス。
〇吸いながら緊張/吐きながらリラックスを、
膝下、大腿、腹、胸、背中、腕、首・顔面、と順に部位を変えてやっていく。
〇 吸いながら緊張を頭→足へ(波の動き)、吐きながら
リラックスを足→頭へ。次は逆に、吸いながら緊張を
足→頭へ、吐きながらリラックスを頭→足へ。
【身を守る為のシステマのローリング(受身)】
○ 寝転がった状態からの前後ローリングの練習。
○ 座った状態からの前後ローリングの練習
○ 立った状態からの前後ローリング (※ これはデモのみ)
○ 2人組。立った状態で、相手にいろいろな方向
から押される。どの方向から押されても、必ず前ローリングで避ける練習。
次に、どの方向から押されても、必ず後ローリングで避ける練習。
(※ これはデモのみ)
○ 前蹴り・中段蹴りを相手にキャッチされた状態からローリングで逃げる。
(どの方向にローリングするかは自由)
(※ これはデモのみ)
【ストライクとキックを受ける時の基本的な考え方とそのドリル】
○ プッシュアップ、シットアップ、レッグレイズ、スクワット 各10回ずつ
○ 拳立て伏せ 40秒でダウン、40秒でアップ。
シットアップ、レッグレイズ、スクワットも同様のやり方でじっくりと。
○ うつ伏せに寝た相手の体の上でスクワット10回。
○ 仰向けに寝た相手の体の上でプッシュアップ10回。
胸~腹の範囲で拳を置く位置を変えながら。
○ 仰向け(うつぶせ)に寝た相手の体の上でプッシュアップ10回。
拳を置く位置を変えながら、全身を時計回りに移動して一周する。
○ 2人組。相手の体に拳をソフトに丁寧に当てていく。
※ 角度に注意し、相手の体に「置く」イメージで。
相手が体を引けば、腕が落下するほど脱力する。
○ 2人組。相手の様子を見ながら、ストライクの強度・深さを上げていく。
※ ストライクの到達点を、① 皮 ② 筋肉 ③ 内臓 ④ 背骨
⑤ 背骨の向こうの空間、とイメージを変えることで、
ストライクの深さを調節できる。
【ストライクの際の構え方の説明】
◆ 腕は腰の辺りに置いておく。
⇒ 相手に腕を意識させないし、特に反応が遅くもならない。
はっきりとしたファイティングポーズは取らない。
【ストライクの打ち方の説明】
◆ 腕は極力、リラックスさせる。
⇒ <意味①> 脱力したストライクの方が相手の体の内部に浸透する。
<意味②> 筋肉を緊張させて打つと、別の相手がかかってきた時に、
対処するのに時間がかかる(いったん、腕をリラックスさせる必要がある。)
腕を脱力していれば、素早く対処できる。
◆ 拳は握りこまないでよい。インパクトの瞬間のみ、蓋をするイメージで
⇒ 拳立て伏せの時も、拳は握りこまない。
ハエでも手に柔かく握っているイメージで。
手のひらに指を突っ込めるイメージ。
◆ 腕の脱力は、野球のピッチングをイメージするとわかりやすい。
筋力で押すパンチは外を傷つけるが、脱力パンチは内部に浸透する。
また、金槌でトーンと叩く(脱力して重みを活かす)イメージも有効。"
◆ インパクトの時点では、腕は曲がっている。
インパクトで腕が伸びきっていると、衝撃が肩など
自分に返ってきてしまうため。
◆ ストライクは振りかぶったり大振りせず、「拳から」シャープに出す。
○ 4人組が輪になり、交互に自分以外の3人にストライクを当てる。
(1ストライクで3人に当てる。)
※ 腕を脱力し、相手によって肘の曲げ方を調節して、最適な角度で当てていく。
〇 円座
システマ南埼玉、7月の練習の予定をお知らせします。
7/ 2(土) 9:30-12:00 志木市民会館
7/ 9(土) 9:30-12:00 野外(志木駅近くの公園を予定)※1
7/16(土) 9:30-12:00 野外(志木駅近くの公園を予定)※1
7/23(土) 9:30-12:00 志木市民会館
7/30(土) 練習なし ※2
↓志木市民会館
http://www.city.shiki.lg.jp/38,2955,259.html
※1 7/9(土)、7/16(土)は志木市民会館が
予約できなかったため、野外での練習になります。
おそらく志木駅近くの公園が会場になると思いますが、
詳細は後日お知らせします。
※2 7/30(土) は主催者のヨントスが
アレン・ダッベルボア セミナー(システマ東京)に
参加するため、システマ南埼玉の練習はお休みになります。
オランダから一流のインストラクターが来日する機会ですので、
システマでさらに上達したい方は、アレン師のセミナーに
ぜひ参加してはいかがでしょうか?
↓システマブログ
(アレン・ダッベルボア セミナーの申込みはこちらからどうぞ)
http://systemablog.blog54.fc2.com/
6/25(土) に行ったシステマ南埼玉の第1回目のクラスは、お蔭様で4人でスタートできました。参加していただいた皆さん、ありがとうございます!
備忘録として、練習内容のメモをアップしておきます。参考にしていただければ幸いです。
◆システマ4大原則の説明
〇 呼吸、リラックス、姿勢(背骨)を真っ直ぐ、動き続ける(居着かない)
◆準備運動
〇 首、肩、肘、胸、腰、股関節、膝、足首をリラックスして動かす。
円運動、フィギュアエイト(8の字)などで。
◆ブリージングウォーク
〇 システマの呼吸の説明(鼻から吸って口から出す)
〇 歩き方の説明
⇒ 股関節、膝、足首をリラックスする。足裏をフラットに床に接地する。
歩幅を広げすぎて足を緊張させない。常に足裏に重心が乗るようにする。
〇 呼吸に歩数を合わせて歩く。吸いながら1歩・吐きながら1歩、から始めて、
1呼吸ごとの歩数を変えていく。1→10まで上げて、
10→1まで下げていく。
〇 前進だけでなく、後退も行う。
◆ローリング、受身
〇 前方へのローリング (膝をついた状態、うつ伏せの状態から)
〇 後方へのローリング (体育座り状態から)
〇 地に落ちる (リラックスして片足スクワットのような形で)
◆4大運動
〇 プッシュアップ(吸ってダウン・吐いてアップで10回、
吐いてダウン・吸ってアップで10回)
〇 シットアップ(同様に)
〇 レッグレイズ(同様に)
〇 スクワット(同様に)
◆立つ人の体に拳でタッチ。
〇 様々な方向から、様々な部位を拳でタッチする。
〇 拳は面全体が相手の体にぴったりとフィットするように当てる。
また、相手の体の中心・テンションを捉えるように。
〇 手首を曲げず、拳~腕のラインを真っ直ぐにする。
相手の体に拳を当てて手首が曲がるようなら、
手首が真っ直ぐになる位置まで体を移動させる。
〇 肘は背中より後ろに引かない。
◆立つ人の体をプッシュ。
〇 手の平で始めて、慣れてきたら拳で。
〇 受ける方はリラックスと呼吸でプッシュを受け流す。
◆プッシュアップしている人をプッシュ
〇 プッシュアップしている人をいろいろな方向からプッシュ。
〇 受ける人は、柔軟に受け流してバランスを保ちながら
プッシュアップを続ける。
◆様々なストライクの実演
〇 波(ウェーブ)を使ったストライクなど
◆多人数へのストライク
〇 4人で円の形を取り、1発のストライクで他の3人を次々に打つ。
〇 雑な打ち方にならないように。3人に当てるそれぞれの
インパクトで、 拳が良い形で当たるように打つ。
◆整理運動
〇 プッシュアップ・シットアップ・レッグレイズ・スクワット 各10回
◆円座
はじめまして。私は東京寄りの埼玉に住むヨントスと申します。
この度、システマジャパンのアンドリュー・セファイ インストラクターの許可をいただき、
システマ南埼玉トレーニンググループを始めることになりました。
まず簡単に私のご紹介をしますと、昔から武道・格闘技好きで、
大学時代から空手、合気道、護身術、某実戦中国拳法・・・と
ちょこちょこ齧ってきた経験があります。
しかし、どれも仕事の都合で辞めてしまうなど、
全て中途半端に終わっています。
その後は仕事中心の生活で格闘技への情熱を忘れかけていましたが、
2年前、36才の時、ロシア武術・システマに出会いました。
まず、You Tubeでのシステマ動画や、
漫画 「高校鉄拳伝タフ」「ディアスポリス」 「アクメツ」 などで
システマを知り、システマって凄い! ぜひ身に付けたい!!
と思って始めてみました。それから、すぐにシステマの魅力にどっぷりハマり、
熱心に練習を続けています。
システマは、パンチ・キック・投げ・関節技などのあらゆる格闘術を含み、
しかも、ナイフ・スティック・銃などの武器も扱いますから、
まさしく全局面戦闘術といえます。
武術・格闘技好きには非常に魅力的ではないかと思います。
また、呼吸やリラックスを重視する練習によって
心身ともに健康になりますし、
たんなる戦いの技術というだけでなく、
人間関係や人生の全てに活用できる深遠な理合を学ぶことができます。
このように素晴らしいシステマを
ぜひ皆さんと一緒に楽しく練習したいと思い、
システマ南埼玉トレーニンググループを立ち上げさせていただきました。
システマは老若男女問わず、誰でも練習できますので、
ご興味のある方はお気軽にご連絡下さい!!