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ザイコフスキー師の言葉は深い・・・

7/27(土)のシステマ南埼玉・第92回クラス、第5回特別クラスの感想をご参考までに載せておきます。
(mixiの日記に載せているものの転載です。)


(↓ 以下、本文)

土曜のシステマ南埼玉は、午前中の【第92回 通常クラス】で、マックス・フランツ師の大阪セミナーのシェアの総仕上げを行った。セミナー2日目の内容を中心に練習したが、マックス師から教わった内容を細かい部分まで正確になぞろうとして、デモがうまくできないワークもあり、反省させられた。

「自分はマックスではないのだから、猿真似ではなく自分の自然な動きでやろう」と思ったら、途端にうまくできるようになり、ハッとした。マスターやシニア・インストラクターから教わった内容も、自分なりに解釈して自分の動きになるまで消化しないといけないな、と改めて思った。

ただ、システマ南埼玉でここ1ヶ月間、マックス師の大阪セミナーの内容を練習してきた成果が表れてきた様子で、参加者のプッシュアップやプッシュの精度が結構上がってきたように思われた。大阪セミナーのシェアはとりあえず今回で終わりとするが、今後もマックス師のような精密なシステマを追求していきたいと思う。

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午後の【第5回特別クラス】では、前回の特別クラスに引き続き、モスクワ本部風のコンタクト・コネクト系のワークを中心に練習した。特に、ヴラディミア・ザイコフスキー師のDVDが6月末にBABジャパンから発売されたのを記念して、過去に何度か参加したザイコフスキー師のセミナーの内容をシェアさせてもらった。

具体的には、関節を捻られた状態を呼吸で耐えるワークから始め、関節技に対し力の方向に沿って動くことで逃れ返すワーク、ペアを組んで指や足で接触してのローリングなどを行い、体が接触した状態でのコネクト・コンタクトの感覚を養ってもらった。

その後、レスリング・グラウンドの攻防を、手を使わないで/手も使って/目を閉じて・・・など様々なパターンで練習した。さらに、ナイフを奪い合うスパーなども行い、最終的には、離れた状態でコンタクト・コネクト感覚を活かしてナイフやパンチを捌くワークで締めた。

ザイコフスキー師が2010年に初来日した時、その達人技に度肝を抜かれた記憶は自分の脳裏に鮮明に残っている。初めて “コンタクト”“コネクト“の感覚を体験して、それまでの格闘観が根底から変わるほどの衝撃を受けたものだ。

それ以来、コンタクト・コネクトを重要なテーマとして自分なりに練習してきたが、今回の特別クラスで、ザイコフスキー師の魔法のような動き・精妙な感覚をどこまで伝えられるか、かなり不安ではあった。しかし、4時間近くみっちり練習してみて、参加者の方々に自分なりのコンタクト・コネクト感覚をそれなりに伝えられたようで、ホッとした。(もちろんザイコフスキー師の神業のようなレベルには程遠いが。) 今までの修行は無駄ではなかったんだなと思った。

今回の特別クラスを行うにあたり、メモしておいたザイコフスキー師の言葉を読み返してみたが、つくづく味わい深いなと感銘を受けた。例えば、コンタクトワークではまず、相手の動きを感じることが前提となるが、ザイコフスキー師は 「相手の動きを『見る』のではなく、『聞く』ような感覚で」など、かなり独特な言葉で説明していた。彼の詩人か哲学者のような含蓄のある言葉を、聞いた当時はほほ~!と何となく理解していたつもりだったが、自分の修行を数年重ねてから改めて読み返すと、また違った味わいを感じる。

例えば、今回の特別クラスで、ナイフを持つ受け手・素手の攻め手に分かれたペアを組み、30秒以内に攻め手は受け手のナイフを奪う、というワークを行った。30秒以内にナイフを奪えれば攻め手の勝ち、ナイフを奪えなければ受け手の勝ち、として、負けた方はプッシュアップを行う、というルールを設定した。このワークを何度か重ねる度に、ペナルティのプッシュアップの回数を10回・20回・30回・・・と増やしていく設定だから、受け手も攻め手も必死になる。そして、両手でナイフをつかんで引っ張りあったり、ナイフを強引にむしり取ろうとするような不細工な膠着状態がしばしば発生した。

その時、「刺してくるパートナーのナイフを本当にもらって嬉しいプレゼントだと思い、そのように丁寧に優しく扱って下さい」というザイコフスキー師の言葉を思い出した。そして、ナイフを持つ相手の動きに同調して、ナイフを宝物のように大事に扱うと、驚くほど簡単にナイフを取ることができた。この辺りの原理は自分なりに理解していたつもりだったが、今回改めて実践してみて、その効果の大きさを再認識した。ザイコフスキー師の言葉は、噛めば噛むほど味が出てくるスルメのようなものだなと思った。

コンタクト・コネクト系のワークは自分が一番好きな部類の練習内容だが、システマ南埼玉のクラスのテーマとしては、今まではあまり取り上げてこなかった。“コンタクト・コネクト” という概念や感覚は、身に着けられれば非常に有益なものだと思うが、割合に高度な内容だけに、初心者が多いシステマ南埼玉で取り上げるには、少し早いかなという気がしていた。呼吸・リラックス・姿勢・動き続ける、という4大原則が身についていない内に “コンタクト・コネクト” という難しい要素を扱うのは、算数をマスターしない内から、いきなり数学を勉強し始めるようなものだと思っていた。

ただ、最近の特別クラスでコンタクト・コネクト系の内容を練習してみて、初心者の方々にもそれなりに楽しんでもらえた手応えを感じた。システマ南埼玉にも、システマ経験1年以上の参加者が増えてきたことだし、そろそろ練習内容のレベルを上げていってもいいんじゃないかという気もする。ということで、今後のシステマ南埼玉では、自分の好きなコンタクト重視のメニューを増やしていきたいと思う。

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ヨントス

Author:ヨントス
本名:西嶋 健二郎。東京寄りの埼玉に在住。仕事は市場調査。ライフワークはロシアの武術・システマ。モスクワ本部認定システマインストラクター。気功・ヒーリングもやってます。地道に修行を続けて、60代あたりで強い爺さんになるのが目標。無類の猫好き。

埼玉県志木市で毎週土曜日午前中と平日の晩にシステマのトレーニンググループを主宰しています。システマに興味がある方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい!


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