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11/1~11/3 ミカエル・リャブコ師 来日セミナーの感想

11/1(土)~11/3(月)に開催された
システマ創始者・ミカエル・リャブコ師の来日セミナー(システマ東京主催)
に参加した際の感想をご参考までに載せておきます。
(mixiの日記に掲載したものの転載です。)

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11月1日(土)~11月3日(月)の3日間にわたり、
システマ創始者・ミカエル師の来日セミナーが
システマ東京の主催により開催された。

自分はもちろん、このセミナーに全日参加してきた。
3月の大阪でのセミナーに続き、
今年は2回もミカエル師に会えて、幸せに感じた。

今回のセミナーで意外だったのは、
3日間ずっと、シャーシュカ(コサック式のサーベル)を使ったワークが
大半を占めていたこと。ここまで武器尽くしのセミナーは初めてだった。
自分はシャーシュカは持っていないため、
持参した杖や木刀を代用してワークを行った。

セミナー初日から最終日まで、
午前中はミカエル、午後は息子のダニールがリードする構成だった。
ミカエルはシャーシュカを使った超高度なインターナルワークを披露してくれたし、
ダニールは、父親とは少々違ったアプローチで
シャーシュカを利用した具体的なシステマの動きを
様々な形で表現してくれた。

ミカエル_20141102


ミカエルが教えてくれた内容で特に面白かったのが、
シャーシュカ(または杖や木刀)を柔らかい握りで持ち、
リラックスして、ひたすら同じ姿勢で立ち続ける、というワーク。

まず、腕を下した姿勢で右手でシャーシュカを持ち、そこで15分ほど立つ。
続いて、下した左手でシャーシュカを持ち15分、
次は、右胸の前に持ってきた右手でシャーシュカを持ち15分・・・と、
かなり長い時間、リラックスして立ち続ける。
シャーシュカの柄は落とさない程度にきわめてソフトに握り、
体のどこかに緊張が生じたら、解消して全身均等なリラックスを保つ。
すると、次第に、シャーシュカの重みを全く感じなくなり、
何も持っていない手と同じような感覚になる・・・らしい。

また、しばらく立ち続ける内に、
ミカエルの言葉を借りれば
「シャーシュカが体の中をスキャン」して、
体の緊張している部分や悪い部分に作用し、
リラックスした良い状態に導いてくれるらしい。
シャーシュカを持った状態で体のリラックスが進むにつれて、
まず足から熱を帯びてきて、その熱が体の中を次第に上がっていき、
体の各部を癒してくれる、ということだった。

自分はセミナー中に、
ミカエルが言うほどの境地には到達できなかったが、
木刀の重みをあまり感じなくなり、
自分の体の一部になったような感覚は味わえた。

シャーシュカ(木刀・杖)は武器としてだけではなく、
体を整えたり、癒したりするためにも使えるという点が新鮮に感じた。
ミカエルのシステマは本当に奥が深いなと思った。

続いて、シャーシュカを実際の格闘に使う場面でも、
ミカエルの剣捌きは冴え渡っていた。
普段、ミカエルが手や拳でやっている繊細な崩しが、
シャーシュカでも全く同じように出来る様子。
また、シャーシュカによる寸勁のようなショートストライクで、
相手の持つシャーシュカを何本もバキバキと折っていたのも印象的だった。
(1本1万4千円くらいする高価なシャーシュカなんですが・・・)
ミカエルはやっぱり凄すぎる!

ダニール_20141102



息子のダニールも、シャーシュカや杖を自分の手のように巧みに使って、
自由自在に相手をコントロールしていた。
素手でも刀や杖を持っても、全く同じ動きが出来るのが素晴らしい。

結局のところ、ミカエルもダニールも
シャーシュカを通して剣術をやっているのではなく、
あくまでもシステマの動きをやっているんだなと感じた。
素手でも武器を持っても、全てシステマの動きという点では共通している。

ただ、一般のシステマ修行者は、ミカエルやダニールのように
武器と手をほぼ同じ精度ではなかなか使えない。
あれだけ武器と一体化して動けるようになるためには、
相当な練習量が必要だろう。

自分ももっと、普段の練習に武器を使うメニューを取り入れようと思った。
シャーシュカなどの武器を持つと、
重みがあり、方向性が明確になるだけに、
自分の動きの狂いや失敗が分かりやすい。
また、武器を使ったワークには恐怖感も伴うから、
常に安定したステイトを養うにも役立つはず。
まずは木刀や杖で練習を重ねるが、
近いうちに、シャーシュカもぜひ購入してみたい。

その他、印象に残ったこととしては、
セミナーの1日目に、シャーシュカを持つミカエルと
日本刀を持つ甲野善紀さんの超豪華な立会いがあった。
これは本当に見られて眼福だった。

また、セミナー1日目の最後には、
三階から転落して腰と足を折り車椅子生活の人が、
シャーシュカを使ったインターナルワークによって、
半年ぶりに歩くことができた・・・という
クララが歩いた的な感動的な場面もあった。

それ以外にも、セミナーに参加していた某有名格闘家と
組んでワークすることもでき、
今回のセミナーはお楽しみ要素が盛り沢山のゴージャスな内容だったと思う。

ところで、ミカエルから日本のシステマ修行者へのメッセージとして、
次のようなことを言っていたらしい。


「システマには段階がある。テクニックに終始するのが第1段階。ほんの少し
インターナルになるのが第2段階、先の段階に至ればどこまでも進んでいけるが、
だいたいの人が第1段階で満足してしまう。それは次の段階でうまくできないことを
恐れるから。今の日本のシステマコミュニティではようやく第2段階を教えられる
レベル。その先に行けるよう期待しています。」


日本のシステマはようやく第二段階に入ったところらしいが、
ミカエル師のシステマは一体、何段階まであるんだろうか!?・・・と
底知れない奥深さを感じた。

モスクワ本部の高いレベルについていくのは大変だが、
今後のシステマ修行も楽しみになってきた。

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プロフィール

ヨントス

Author:ヨントス
本名:西嶋 健二郎。東京寄りの埼玉に在住。仕事は市場調査。ライフワークはロシアの武術・システマ。モスクワ本部認定システマインストラクター。気功・ヒーリングもやってます。地道に修行を続けて、60代あたりで強い爺さんになるのが目標。無類の猫好き。

埼玉県志木市で毎週土曜日午前中と平日の晩にシステマのトレーニンググループを主宰しています。システマに興味がある方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい!


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