ソルジャー来たる

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3/7(土)に行ったシステマ南埼玉のクラスの感想をご参考までに載せておきます。
(mixiの日記に掲載したものの転載です。)

※↓以下、本文
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今日のシステマ南埼玉は、天気が悪いせいか参加人数が少なく、システマ群馬のNさんとのマンツーマンの練習になった。

「強くリラックスした姿勢」を作った上で、プッシュやストライクやテイクダウンなど、様々な動きで検証してみた。このような「姿勢」に徹底的にこだわる練習はNさんは2回目になるから、以前よりは大分良い姿勢に仕上がってきている。この調子で練習を続ければ、相当レベルアップしそうだなと楽しみになった。

午前中のクラスの後は、家に帰って昼食を摂ってくつろいでいたが、突然、「午後のクラスはないんですか?」とのメール連絡があった。自分がうっかり間違えて、午後にも特別クラスを実施すると告知していた様子。わざわざ遠方から会場まで来てくれたのに練習できないのも申し訳ないから、急遽、クラスを行うことにした。いろは遊学館の部屋が空いていてよかった。

今回、来た人達は某県の自衛官の方4人。1人はだいぶ前にシステマ南埼玉に体験参加したことがあったが、残りの3人はシステマを練習するのは初めてということだった。

4人ともほとんどシステマをやったことがない様子だったが、軍服の上からでもガチムチに鍛え上げられた肉体の凄さが感じられた。所属部隊など、あまり立ち入ったことは聞かなかったが、おそらく、自衛隊の格闘術にも長けた精鋭達なのだろう。本職の人達に民間人の自分が軍隊格闘技を教えるのも恐縮するなと少し緊張してしまった。

急にクラスを実施することになり、練習メニューは全く考えていなかったが、ソルジャー達がナイフワークをやりたいということで、先週の南埼玉で練習したナイフのメニューをそのままやることにした。

精密な重心移動やコネクト感など、かなり難しい高度な要素を含む練習内容だったが、ソルジャー達は飲み込みが早く、しなやかで鋭い動きを見せていた。特に、ローリングや体捌き、ナイフをディスアームする技法など、さすがに本職だなと感心させられる鮮やかさだった。

ソルジャー達が部隊に帰る時間の都合もあり、クラスの途中で練習が終了。ナイフを捌く本格的な動きに入る前に終了になり、個人的には残念だったが、ソルジャー達はかなり満足感があった様子。今までに彼らが経験した格闘術と共通する部分もあり、全く未知の部分もあり、非常に参考になったということだった。本職のソルジャー達にも、ロシアの軍隊格闘技の素晴らしさをある程度は伝えられたようでホッとした。

練習会場を去るソルジャー達の逞しい背中を見ながら、彼らに任せておけば日本の国防も安心だなと思った。

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